ヘテムルとロリポップの違いは?料金とバックアップで比較

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ヘテムルのアイキャッチ

ヘテムルとロリポップのハイスピードを、同じ契約期間の通常料金と復旧条件で比較。36ヶ月総額、WebとDBのデータ提供料、複数サイトで分けた費用差を試算し、価格以外に確認すべき管理機能やサポートも解説します。

この記事で紹介するサービス

ヘテムル

ヘテムルは、複数のWordPressサイトや独自ドメインのメールをまとめて運営できるGMOペパボのレンタルサーバーです。無料SSLや電話サポートを備え、契約期間とバックアップの使い方に応じて費用を選べます。

ヘテムルとロリポップは、どちらもGMOペパボが提供するレンタルサーバーです。WordPressや独自ドメインが使えるため、どちらを選ぶか迷う人もいるのではないでしょうか。

先に料金面の結論を言うと、今回そろえた契約期間では、ロリポップのハイスピードのほうが通常料金は低い結果でした。複数サイトを運営するからヘテムルが必ず得になる、という比較にはなりません。

一方で、サブFTPアカウントや任意のバックアップ運用など、管理の方法まで含めて見ると確認したい点が変わります。この記事では、同じ期間の支払総額と、復旧データを受け取る費用を分けて整理します。

ヘテムルとロリポップの違いを比べる前提

ロリポップには複数のプランがあります。サービス全体の最低料金ではなく、WordPress、複数ドメイン、電話サポート、標準の自動バックアップに対応するハイスピードを比較対象にします。

料金は2026年10月21日に確認した通常税込料金です。キャンペーン割引、独自ドメインの無料特典、移転・制作代行費は比較額に入れていません。期間の異なる契約を同じ「月額」として並べないようにします。

項目ヘテムル・現行プランロリポップ・ハイスピード
初期費用0円0円
36ヶ月契約の月額換算1,430円660円
36ヶ月一括支払額51,480円23,760円
容量の表示合計600GB合計700GB、ファイル容量に別上限あり
独自ドメイン設定無制限無制限
データベース無制限MySQL8、無制限
WordPress対応対応
無料独自SSL対応対応
電話サポート対応対応
標準バックアップのデータ提供1件5,500円保管分を無料提供

出典はヘテムルの機能一覧、料金、ロリポップの料金・機能表、両社のバックアップ案内です。

容量はWebファイルだけの数字ではなく、メールやデータベースも含めた表示なので、使い道に応じて確認してください。

「複数サイト対応」だけでは選び分けられない

ヘテムルもロリポップのハイスピードも、複数のドメインとデータベースを設定できます。そのため、単にWordPressを複数作るという理由だけでは、ヘテムルが有利とは言い切れません。

どの管理機能を使いたいか、今あるサイトの設定を引き継げるか、誰が更新するかまで考えると、比較しやすくなります。使わない機能が多いほうを選んでも、自分の運営が楽になるとは限りません。

【独自試算】同じ契約期間なら、料金はどれくらい違う?

月額換算だけでは支払いの大きさが分かりにくいため、それぞれの契約期間の一括額を計算しました。ヘテムルは月初1日開始の通常料金とし、初月日割りと追加機能は含めていません。

同じ契約期間ヘテムルロリポップ・ハイスピードヘテムルとの差額
3ヶ月8,580円3,960円4,620円
6ヶ月15,840円7,260円8,580円
12ヶ月27,060円12,540円14,520円
24ヶ月48,840円23,760円25,080円
36ヶ月51,480円23,760円27,720円

たとえば12ヶ月では、ヘテムルは2,255円×12=27,060円、ロリポップは1,045円×12=12,540円です。36ヶ月では、1,430円×36と660円×36の比較になり、総額の差は27,720円です。

この条件で料金を最優先するなら、ロリポップのハイスピードが選びやすい結果です。ヘテムルを選ぶ場合は、この差額を払っても使いたい機能や、既存環境との相性があるかを確認しましょう。

サイト数で分けても、サーバー全体の差額は消えない

36ヶ月契約の月額換算の差は770円です。これを同じ契約に置くサイト数で分けると、負担の見え方が変わります。

サイト数1サイトあたりの月額換算の差
1サイト770円
3サイト約257円
5サイト154円

770円をサイト数で均等配分した試算で、3サイトは円単位で四捨五入しています。ドメイン代や制作費は含めません。

3サイト・5サイトなら、1サイトごとの差は小さく見えます。それでも契約全体で支払う差額は同じなので、「サイト数が多いからヘテムルのほうが安い」とはなりません。

逆に、管理に必要な機能がヘテムルにあり、毎回の作業が進めやすいと判断できるなら、1サイトあたりの差額として予算を考えられます。機能が実際に必要かを確認してから、その価値を見積もりましょう。

ヘテムル内の契約期間選びも別に考える

他社との比較で納得できても、いきなり36ヶ月契約をする必要があるとは限りません。継続期間が決まっていない場合は、短期の支払額と途中終了時の負担も確認したいところです。

ヘテムルの期間別の組み方は、料金と36ヶ月総額の試算で解説しています。サービス選びと契約期間選びを順番に行うと、月額の安さだけに引っ張られにくくなります。

バックアップの違い:無料で保存、無料で提供、復元操作を分ける

古い比較記事では、ロリポップの復旧データ提供に手数料がかかる説明が残っていることがあります。現在のハイスピードを比べる場合は、現行の公式案内を使うことが大切です。

ロリポップの自動バックアップ案内では、保管しているバックアップデータを無料で提供するとされています。ただし、復元操作は利用者が行い、作成・更新のタイミングによって復旧できない場合があります。

一方、ヘテムルのバックアップ案内では、保存は無料でも、データの提供に1回5,500円が必要です。

ヘテムルは受け取るデータの単位で費用が変わる

ヘテムルでは、Webは1アカウント、メールは1ドメイン、データベースは1DBが、それぞれ1回です。WordPressのWebデータとDB1個を受け取るなら、各1回で合計11,000円となります。

保存期間はWeb・メールが7日前まで、DBが14日前までです。対象外データの条件や完全性を保証しない旨もあるため、過去の希望日に必ず戻せるサービスだとは考えないようにしましょう。

【独自試算】WebとDBを各1回受け取った場合の36ヶ月総額

36ヶ月の通常料金に、標準バックアップからWebとDB1個をそれぞれ1回受け取る費用を足しました。復旧できる保管データがある前提で、復元作業代行やサイト修復の費用は含めません。

比較する場面ヘテムルロリポップ・ハイスピード
サーバー代のみ51,480円23,760円
Webのデータ提供を1回追加56,980円23,760円
さらにDB1個のデータ提供を1回追加62,480円23,760円

ヘテムルは51,480円+5,500円×2=62,480円です。ロリポップのハイスピードは、標準の保管済みデータの提供が無料なので、この条件では基本料金と同じ23,760円です。

36ヶ月基本料金はヘテムル51,480円、ロリポップのハイスピード23,760円。標準バックアップからWebとDBを各1回受け取るとヘテムル合計62,480円、ロリポップ23,760円。復元作業代行は含みません。
HSはハイスピード。復旧できる保管データがある条件。データ提供と復元作業は別です。

「自動バックアップ付きだから復旧費も同じ」とはならないことが分かります。ただし、この試算は事故が起きる回数を予測するものではなく、必要なデータを受け取れた場合の費用を並べたものです。

データが手に入ることと、サイトが元に戻ることは違う

WebファイルとDBを受け取っても、そのままサイトが自動で復旧するとは限りません。戻す先、設定、データの時点が合っているかを確認する作業が必要です。

特に更新が多いサイトでは、戻したことで直近の投稿や入力内容が失われる場合もあります。費用比較とは別に、誰が戻す操作を担当し、戻した後に何を確認するかを決めてください。

任意に戻したい場合は、有料オプションの範囲を見る

ヘテムルには月額770円のバックアップオプションがあり、WebとDBをそれぞれ7世代まで管理して、任意のタイミングで取得・復元できます。メールは対象外です。

36ヶ月ずっと利用する場合、770円×36=27,720円です。初回の日割り等を含めない満36ヶ月の試算では、サーバー代と合わせて79,200円になります。

これは標準バックアップの提供料とは異なる、事前に取得・管理するための費用です。後から加入して未取得の過去データが手に入るわけではないため、必要な場合は更新作業を始める前に計画しておきましょう。

ロリポップにも有料の7世代バックアップがあります。標準の保管データ提供と任意の取得・復元機能は別なので、「無料提供があるからすべて同じ機能」とも考えないようにしてください。

管理機能の違い:作業を誰と分けるかで見る

料金以外では、毎日の作業に必要な機能を比べます。機能名をたくさん並べるより、担当者が何を操作するかを先に決めると分かりやすいです。

ヘテムルのサブFTPアカウントは50個

公式機能一覧では、ヘテムルはサブFTPアカウントを50個作成できるとされています。ロリポップの料金・機能表のFTPアカウントは1個です。

FTPは、サーバーにファイルを送るための接続方法です。複数の担当者がファイルを扱う運営なら、必要な権限と担当を分けられるかを確認する理由になります。

ただし、アカウント数が多いだけで、顧客ごとの契約・請求・障害影響まで分離されるわけではありません。別の会社のサイトを預かる場合は、引き継ぎと管理範囲を含めて検討しましょう。

WordPressの作り始めやすさは両方にある

どちらもWordPressに対応し、独自SSLを使えます。新規ブログを作るなら、まず必要なテーマや追加機能が使えるか、日々の更新を誰が行うかを確認するとよいでしょう。

Webサーバーの構成や高速化機能の名前が違っても、それだけで自分のサイトの表示がどちらで速くなるかは決まりません。実測していないサイトの速度差を、料金差の根拠にしないことが大切です。

容量は合計値と内訳を見る

ヘテムルは600GB、ロリポップのハイスピードは700GBと表示されています。どちらもメールやDBを含む合計なので、その数字をそのまま画像アップロードに使える容量とは考えないようにしてください。

ロリポップの料金表では、ファイル容量には別の上限があることも明記されています。メールを大量に保存するのか、画像を多く置くのかで、確認すべき内訳が違います。

サポートと契約前の確認:料金差だけでは分からないこと

電話サポートは両方にあります。ヘテムルは公式機能一覧で平日10時〜18時と案内されているため、自分の作業時間と合うかを確認してください。

サーバーの相談窓口があることと、制作や更新作業を任せられることは別です。困りそうな内容が設定なのか、WordPressの追加機能なのか、制作そのものなのかを分けると、必要なサポートを見極めやすくなります。

ロリポップは10日間のお試しを案内

ロリポップの料金表では、10日間の無料お試しが案内されています。管理画面の使い方や必要な設定を、契約前に確認したい人の判断材料になります。

ヘテムルは、公式ページでクレジットカード登録不要の申し込みと、入金がない場合の自動キャンセルを案内しています。入金前に使える機能の範囲や期限は、現在の申込画面で確かめてください。

古い比較記事には試用に関する異なる説明もあるため、日数だけを覚えて申し込むより、今の画面で確認できる範囲を見るほうが確実です。

独自ドメイン特典は条件をそろえて確認

ロリポップでは、対象プラン・契約期間・自動更新などの条件に応じて、独自ドメインが最大2個無料になる特典が案内されています。一方、ヘテムルの無料ドメイン特典は、対象の有料SSL契約に付くものです。

今回は、ドメインの種類や条件による違いを避けるため、料金比較に特典の金額を入れていません。使うドメインが対象で、条件を継続して満たせるなら、自分の見積もりに反映してください。

ヘテムルとロリポップ、どちらが向いている?

今回の比較では、通常料金と標準バックアップのデータ提供費は、ロリポップのハイスピードが有利でした。ヘテムルは、必要な管理機能や、既存サイトの運用との相性を確認して選ぶ形になります。

自分の状況まず検討したい方向
同期間のサーバー代を抑えたいロリポップ・ハイスピード
標準バックアップのデータ提供料を抑えたいロリポップ・ハイスピード
複数のFTP接続用アカウントが必要ヘテムルのサブFTP機能と必要な権限を確認
ヘテムルで任意取得・復元を運用したい月額オプションの対象と費用を確認
既存のヘテムル環境を移すか迷う移行作業とメール・DBの確認まで含めて判断
新規サイトで管理画面を事前確認したいお試し・入金前の利用範囲を確認

ヘテムルを選ぶ場合も、不利な価格差を無視する必要はありません。差額を払っても自分に必要な機能があるかを言葉にできると、納得して選びやすくなります。

利用者投稿と向き不向きについては、ヘテムルの評判・口コミの確認点も参考にしてください。口コミの評価だけで決めず、自分の使い方に置き換えて考えましょう。

既存サイトの移転は、安くなる額だけで決めない

すでに運営中のサイトを移す場合は、ファイルとDBだけでなく、メール、フォーム、SSL、ドメインの接続設定も確認が必要です。料金の差があっても、引っ越しの作業や停止できる時間が合わない場合があります。

「新規で選ぶならどちらか」と「今の環境から移るべきか」は別の問題です。移転するなら、作業担当と切り替え後の確認項目を決めてから、契約の重複期間も含めて見積もってください。

比較でよくある質問

複数サイトならヘテムルのほうが安い?

今回比較したハイスピードもドメイン・DBの設定数は無制限です。同じ契約期間の通常料金ではロリポップのほうが低いため、サイト数だけでヘテムルが安くなるわけではありません。

ヘテムルのほうがWordPressは速い?

自分のサイトで同条件の計測をしていなければ断定できません。高速化機能の有無に加え、テーマや追加機能、画像、アクセス状況によって変わります。

ロリポップの復旧には11,000円かかる?

現行のハイスピードについては、公式の自動バックアップ案内で、保管しているデータの提供は無料とされています。復元操作は利用者自身で行い、保管状況によっては復旧できない場合があります。

ヘテムルの有料バックアップはメールも戻せる?

月額770円の任意バックアップオプションはWebとDBが対象で、メールは対象外です。メールデータをどう残すかは別に確認してください。

初心者ならどちらを選ぶべき?

経験の有無だけで決めず、支払える一括額、必要な機能、相談したい時間、復旧作業の担当が決まっているかを見ましょう。機能を使い切れるかより、自分が無理なく管理できるかが大切です。

まとめ:ヘテムルとロリポップは、同じ期間と復旧条件で比べよう

同期間の通常料金と標準バックアップのデータ提供料をそろえると、今回の条件ではロリポップのハイスピードが費用を抑えられます。ヘテムルを検討するなら、サブFTPや任意バックアップなど、自分の運営で必要な機能があるかを確認しましょう。

月額換算だけでなく、一括支払額と復旧方法まで見ることが大切です。契約前には現在の料金表・申込画面を確かめ、使う期間と管理の仕方に合うサービスを選んでください。

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