高校入試 虎の巻の使い方|復習を回す8週間の計画例

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高校入試 虎の巻のアイキャッチ

高校入試 虎の巻の使い方を、公式の3段階の反復手順から解説。30分×週5日×8週間の時間を復習込みで配分した独自モデルや、解けない問題の記録方法、年度別過去問との役割分担を紹介し、購入前に必要な学習量を考えます。

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高校入試 虎の巻

高校入試 虎の巻は、公立高校の過去問を教科・単元別にまとめた問題集です。対応する都府県の苦手分野を集中して練習したい受験生向けに、各県版や記述問題を扱うスペシャル版が用意されています。

虎の巻を買おうと思っても、「分厚い過去問集を最後まで進められる?」「何回解けばよい?」と気になる方は多いのではないでしょうか。購入前に、解く時間と解き直す時間の両方を予定に入れてみましょう。

高校入試 虎の巻は、単元ごとの反復に使う問題集です。公式の使い方案内も、初回の演習、何も見ずに解き直す段階、時間を計る確認という流れを示しています。

この記事では公式の手順を説明したうえで、30分を週5日、8週間使う場合の配分例を作りました。学習成果を測った実験ではなく、購入前に自分の予定へ載せられるか考えるためのモデルです。

高校入試 虎の巻の使い方は「単元別に戻る」が基本

公式では、公立高校入試の過去問を単元別に編集した教材として紹介されています。年度順に試験一式を解く使い方と分けて、苦手な範囲を繰り返すために使うと目的が明確になります。

「今日はどのページまで進んだか」だけでなく、「前に解けなかった問題を今はどう説明できるか」を確認する形を考えてみてください。同じ問題に戻る予定がなければ、買う前に取り組む量を減らす選択もあります。

初めに地域・年度・教科を確認する

各県版を使うなら、受験する地域と年度に合う商品かを確認します。公式トップの発刊予定表には地域ごとに異なる収録年数や発刊状況があるため、シリーズ名だけで中身を決めつけないでください。

スペシャルを使うなら、国数英か理社か、両方必要かを確かめます。教材の違いと予算は、虎の巻スペシャルの選び方・送料込み料金にまとめています。

最初から全ページの完了を目標にしない

多くの年の問題が収録されていても、使える時間は受験生ごとに違います。苦手な単元を決め、初回の演習と復習にどれくらい時間がかかるかを測るところから始める案があります。

この記事の計画例も、全問を解き切る計算ではありません。自分が一度に扱える小さな範囲を決め、その範囲へ繰り返し戻るための時間を見積もります。

公式が案内する虎の巻の3段階の使い方

公式の使い方ページでは、単元ごとに取り組み、間違いに印を付け、再演習から時間を計る確認へ進む方法が示されています。次はその要点です。

段階公式案内の要点取り組みを記録する例
1回目ノートで解く。教科書を見たり教わったりしてもよい参照なし/参照あり/質問が必要を区別
2回目何も見ずに解き直し、印を付けた問題を確認解答の再現だけでなく理由を書けるか確認
3回目冬休みや入試前などに、時間を計って解く正誤と所要時間を記録

右欄は編集部による記録の提案です。公式が個別の進度を管理する仕組みという意味ではありません。手順を自分の予定へ落とすときの参考にしてください。

1回目:できない範囲を見つける

最初から何も見ずに全問正解することを目標にすると、苦手な部分で進まなくなってしまうことがあります。公式は初回に教科書を参照したり、人に教わったりしてよいと案内しています。

そこで、答えに到達したかだけでなく、どこを参照したかをノートに残す方法を提案します。式、用語、条件の読み取りなどを記しておけば、次に何も見ずに確認すべき箇所が分かります。

2回目:参照なしで解き直す

再演習では、前回のノートや解答を閉じて取り組みます。答えを覚えていても、途中の理由を自分で説明できるかを確認すると、見かけ上の正解と理解を分けやすくなります。

ここでまた解けなかった場合には、単に回数を増やすより、何が分からないままなのかを細かくします。用語が分からないのか、図の条件を読めないのかによって、戻る教材や質問の仕方が変わります。

3回目:時間の使い方を確かめる

公式は最終段階で時間を計る練習を示し、1つの問題に7〜15分という目安も載せています。ただし、問題の長さや種類で必要時間は違うため、すべての小問を一律にその時間で解く必要があるという意味にしないでください。

また、この問題ごとの練習時間は、本番の試験全体の制限時間とは別です。受験地域や学校が示す試験時間は別に確認し、年度別・志望校過去問の演習で配分を確かめましょう。

【独自試算】虎の巻に使える20時間を復習込みで配分する

「8週間あれば何年分も解ける」とは一概に言えません。問題の量、本人の理解度、教科によって時間が変わるためです。そこで、収録年数ではなく確保できる時間から計画を作る例を考えました。

次の数値は編集部が置いた仮定で、提供元の標準所要時間や利用者の実績ではありません。初回に測った自分の時間へ置き換えて使ってください。

  • 1日30分、週5日、8週間をこの教材に使う
  • 1つの小さな演習範囲を「1学習単位」とする
  • 1学習単位につき、初回20分・再演習15分・最終確認15分を仮定する
  • 学校の宿題、他の教材、試験一式の演習はこの時間に含めない
  • 質問の返事を待つ日数は別に見込む

計算すると24学習単位。ただし全24単元ではない

30分×5日×8週=1,200分、つまり20時間です。1学習単位を20+15+15=50分と置けば、1,200÷50=24学習単位を予定に載せられます。

ここでの単位は、例えば自分が20分で初回演習できる小さな範囲です。冊子の「単元」そのものや過去問1年分を指しません。問題集の全体量がこの時間で終わる、という計算でもありません。

使う時間1学習単位あたり24学習単位での合計
初回演習20分480分
再演習15分360分
最終確認15分360分
合計50分1,200分
30分を週5日、8週間で1200分。初回480分、再演習360分、最終確認360分に分けると、仮に50分の学習単位を24単位計画できる
24単位は小さく区切った演習範囲で、冊子の24単元を意味しません

このモデルから分かるのは、初回に進むための時間は20時間のうち8時間で、残り12時間は再演習と確認に使うということです。進むことだけに20時間を割り当てる計画とは、扱える新規の範囲が大きく違います。

復習時間を先に引くと、新しく取り組む範囲は小さくなります。しかし、その分だけ解き直しを予定へ入れた状態で購入量を判断できます。

1週間を予備に残すと21学習単位

8週間のうち1週間を、学校行事や遅れの回収のために空けるとします。実際に使うのは7週なので、30×5×7=1,050分、1,050÷50=21学習単位です。

この差の3学習単位は、内容が易しくなったわけではなく、予備時間150分を確保した結果です。休んだ日に新しい範囲まで詰め込むより、最初から余裕を残すかどうかを選べます。

5教科へ配るなら「各4+自由4」という考え方もある

24学習単位を仮に5教科へ配るなら、各教科4学習単位で20、残り4を優先したい教科へ回す計算になります。これは均等配分を出発点にした例で、5教科を同じ時間で学ぶべきという推奨ではありません。

苦手な教科、受験に必要な教科、ほかの課題の量を見て調整してください。国数英だけを使う場合も、3教科へ均等に配る前に、本当に増やす必要がある演習を選びましょう。

8週間の計画例:新しく解く時期と戻る時期を重ねる

実際の学習では、最初に全範囲を解いてから一度に復習するとは限りません。初回の演習と以前の範囲の再演習を並行して、間違いがたまっていないかを見る案があります。

以下は週ごとの役割を示す例で、公式の標準スケジュールではありません。前節の24学習単位は時間の上限を考えるモデルなので、この表のとおり全単位を完了させるノルマではありません。

時期新しく進めること並行して行うこと
1〜2週小さな範囲で初回演習の所要時間を測る基礎に戻る箇所、質問を整理
3〜4週測った時間を使って追加範囲を決める前の範囲を何も見ずに再演習
5〜6週不足している問題に絞って進める正解できなかった範囲へ戻る
7〜8週新しい量を増やしすぎない時間を計る確認、計画の遅れを調整

本番形式の年度別演習は、これとは別の予定で確保します。虎の巻だけで学習時間を埋めると、本番全体での配分確認が抜ける場合があるためです。

進度が遅れたら範囲を減らす

仮に1学習単位50分では足りないと分かったら、復習を削って元の冊数を守るより、扱う範囲を減らす選択があります。計画は本人の時間へ合わせて修正するためのものです。

例えば「今週は新しい単元へ進まない」「質問が解決した範囲を再演習する」といった調整なら、何を優先したかが明確になります。周りの進度と比べるより、自分の記録を基準にしましょう。

虎の巻を解けないときの記録と質問の仕方

問題に印を付けるだけでは、後から見て何が分からなかったか忘れることがあります。問題番号と一緒に、途中まで考えたことを短く残す方法を提案します。

以下は記録例であり、実際の利用者の学習結果ではありません。

記録する項目書き方の例
範囲数学・関数・問題番号
初回の状況図から式を作るところで止まった
参照した内容教科書の該当例題
残った疑問なぜこの条件を使うか説明できない
再演習の確認答えを見る前に式の理由を言えるか

これなら、「全部分からない」より質問を具体的にしやすくなります。正解した問題でも、参照して解いたものと自力で説明できたものを分けておくと戻る範囲を選びやすくなります。

とらサポは対象教材と登録方法を確認する

公式通販のとらサポ案内では、対象教材に掲載された問題の質問を受け付ける仕組みが説明されています。教材記載のQRコードまたはURLからの登録が案内されています。

FAXでの解説返信については1〜2営業日の案内がありますが、その場で即時に回答を得られるサービスとして計画しないようにしましょう。購入する商品の最新の受付方法・対象範囲を確認して使ってください。

質問を出したら、返事を待つ間は別の問題や教科書の確認へ進む、と決めておく方法があります。学校や塾で質問できる場合も、どの教材のどの問題かが分かる記録が役立ちます。

基礎が分からなければ教科書へ戻る

入試問題を続けて解いても、前提となる言葉や式が分からないままなら、同じ部分で止まる場合があります。解説の中で分からない用語に印を付け、教科書や手元の基礎教材で確かめる時間を予定へ入れてください。

一度基礎へ戻ることは、教材を使うのをやめるという意味ではありません。戻る箇所と、確認後に解き直す問題を対にしておくと、学習の目的を保ちやすくなります。

単元別演習と年度別・志望校過去問の使い分け

虎の巻で単元を指定して解く練習と、どの分野が出るか分からない順番で解く練習では、確認することが違います。使い方を分けて考えるのが編集部の提案です。

教材を使う場面主に確かめたいこと
教科書・基礎教材用語、公式、例題の考え方
虎の巻の単元別演習同じ分野での条件や解き方の違い
年度別・志望校過去問試験全体の順番、時間配分、解く問題の選択

公式Q&Aも、私立志望者にはスペシャルの後に受験校の過去問を3〜5年分解くよう案内しています。学校ごとの形式への対応は、受験する学校の問題を別に確認しましょう。

本番形式の演習から、単元別へ戻ることもできる

年度別問題で時間が足りなかった場合、どの分野で止まったかを記録します。関数や記述など原因が見えたら、その範囲を単元別に練習し、後で別の年度で確かめる流れも考えられます。

「虎の巻を完全に終えてから過去問」と順番を固定すると、必要な本番練習が後ろ倒しになることがあります。残り日数を見て、先生にも相談しながら両方の予定を調整してください。

虎の巻はいつから使う?購入前の確認リスト

開始時期は学年や月だけで一律に決められません。基礎の理解、習った範囲、試験までの日数、ほかの課題によって変わるからです。

少なくとも、次の点を購入前に確認すると、教材を増やす目的が明確になります。

  1. 受験地域と年度、必要教科に合う商品を選べているか
  2. 練習したい単元や問題形式を言えるか
  3. 初回に解く時間だけでなく、再演習の時間も取れるか
  4. 分からない問題を質問・確認できる方法があるか
  5. 志望校の過去問や学校の課題に使う時間を別に残しているか

教材そのものが合うか迷う方は、虎の巻の口コミと学習課題別の比較も参考にしてください。取り組む目的がまだ決まらなければ、購入を急ぐより手元の課題を整理するところから始められます。

高校入試 虎の巻の使い方に関するよくある質問

計画を作るときに迷いやすい点をまとめます。以下は公式の手順と編集部のモデルを区別して読むようにしてください。

何回解けば終わりですか?

公式は3段階の反復を案内していますが、3回で全員が理解できる保証ではありません。答えを覚えただけか、理由を説明できるかを確認し、分からない部分は基礎確認や質問を挟んで戻りましょう。

最初から本に答えを書いてよいですか?

公式は初回をノートで、最終段階を本に書き込んで解く流れを案内しています。繰り返し使う予定なら、先に答えが見えない形を残しておくと再演習の準備がしやすくなります。

8週間で全問を終えられますか?

この記事の20時間モデルでは、全問の完了は計算していません。24学習単位は仮に50分で3段階を回す小さな範囲の数で、冊子の単元数ではありません。自分の初回所要時間を測り、予定へ入れられる範囲を選んでください。

苦手教科だけ使うのはありですか?

単元別の構成を使って必要な範囲を選ぶ案は考えられます。ただし、受験に必要なほかの教科や本番形式の演習を省く意味ではありません。残りの対策をどの教材で行うかも決めておきましょう。

まとめ:虎の巻は復習時間を先に取って使い始める

高校入試 虎の巻は、単元ごとの初回演習、何も見ない再演習、時間を計る確認という流れで使う教材です。進んだページ数だけでなく、自力で考え方を説明できるかを記録する使い方を検討してください。

30分×週5日×8週間なら20時間ですが、復習を入れると新しく進める範囲はその一部になります。自分が使える時間と苦手な範囲を整理し、地域・年度・必要教科を確かめてから教材を選びましょう。

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