マイIPとソフトイーサ版の違いは?端末・IP数で選ぶ

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マイIPのアイキャッチ

マイIPとマイIP ソフトイーサ版の違いを、対応端末・接続方式・固定IP数から比較。iPhoneは有料アプリなどの条件付きでソフトイーサ版の案内もあります。別IPを1・2・3・5個持つ年間予算を計算し、同時接続との違いも整理します。

この記事で紹介するサービス

マイIP

マイIPは、今のインターネット回線を変えずに日本の固定IPアドレスを使えるVPNサービスです。自宅や出張先から、IP制限のある管理画面や業務システムに接続したい人向けに、料金と対応端末、選び方を紹介します。

マイIPとソフトイーサ版を比べると、通常版は月1,100円、ソフトイーサ版は1IPにつき月1,320円です。金額の差は月220円ですが、選ぶ基準は価格だけではありません。

使う端末、必要なIPの数、接続方式、同時利用の有無を分けて考えると、自分に合う構成が見えてきます。「ソフトイーサ版は上位プランだから何でもできる」と考えると、必要条件を見落としやすくなります。

この記事では、2026年10月19日確認の最新公式情報で2つを比較し、必要なIP数を増やした場合の年間予算も計算します。

マイIPとソフトイーサ版の違いを一覧で比較

どちらも、既存回線からVPN接続し、日本の固定IPを使うためのサービスです。回線の契約を置き換えるものではなく、端末とインターネット環境は別に用意します。

比較項目マイIPマイIP ソフトイーサ版
税込月額1,100円1,320円×固定IP数
初期費用無料無料
固定IP数1個1〜128個
接続方式PPTP、L2TP、IKEv2、WireGuardPacketiX VPN、L2TP、SSTP、OpenVPN
Windows対応方式あり対応方式あり
macOSL2TP、IKEv2、WireGuardPacketiX VPN、L2TP、SSTP
iOSL2TP、IKEv2、WireGuardPacketiX VPN、SSTP
Android対応方式あり。OSによる制限あり公式比較表では対応の記載なし
無料体験開始日の翌月末まで開始日の翌月末まで
同じIPで複数端末の同時利用不可不可。複数IPの運用条件は別に確認

出典は公式サービス比較表です。macOS・iOSでソフトイーサ版のPacketiX VPN・SSTPを使う場合は、有料アプリが必要と案内されています。

同じOSでも、バージョンや接続方式で設定が変わります。表の「対応」は、どの方法でも自由に使えるという意味ではありません。利用予定の端末に合った公式マニュアルまで確認しましょう。

固定IPが1個でよければ通常版が候補

1人がPCを1台ずつ使い、接続先に同じIPを示したいなら、通常版から確認すると分かりやすくなります。WireGuardを含む対応方式があり、月額もソフトイーサ版1IPより220円少なくなります。

ただし、勤務先や利用場所のネットワークが、選んだ方式を通せるかは別の問題です。「通常版が安いから」で決めるのではなく、体験期間中に本来の作業先へ接続して確かめましょう。

複数の固定IPや別の接続方式が必要ならソフトイーサ版

ソフトイーサ版は、1〜128個の固定IPに対応し、PacketiX VPN・SSTP・OpenVPNなどの接続方式があります。通常版とは、選べる通信方式が違います。

IPの数を増やすほどサービス料金も増えます。単に端末を何台持っているかだけでIP数を決めず、「別のIPにする必要がある接続はどれか」を整理すると、不要な費用を避けやすくなります。

ソフトイーサ版はiPhoneで使える?古い紹介との違い

ここは、契約前に確認したい点です。公式の紹介LPには、ソフトイーサ版はスマートフォンで使えないという表記が残っています。一方、最新のサービス詳細とFAQには、iOS向けのPacketiX VPN・SSTPの案内があります。

そのため、「ソフトイーサ版はスマホすべて不可」と一括りにするより、OSと方式を分けて確認するのが適切です。

iOSには有料アプリを使う公式手順がある

公式のiOS向けPacketiX VPN手順では、SSTP Connectという有料アプリを使い、接続情報や固定IP、DNSを設定する流れが掲載されています。

つまり、iPhoneを使うから必ず通常版しか選べない、というわけではありません。ただし、通常版と同じ設定や同じアプリで使えるわけでもありません。アプリの購入費と設定の手間を含めて判断します。

会社のiPhoneで使うなら、指定外アプリの購入・導入が認められるかも確認してください。個人端末で設定できることと、業務端末で使ってよいことは別です。

Androidは通常版の方式とOS条件を確認

最新の公式比較表で、ソフトイーサ版のAndroid欄は対応の記載がありません。Androidで使いたい場合は、まず通常版の対応方式を確認しましょう。

通常版でも、Android 12以降はL2TPを利用できないと案内されています。古い設定記事を見てL2TPを探し続けるより、使うOSに対応したWireGuardやIKEv2などの公式手順を確認するほうがよいでしょう。

macOSは接続方式によって追加費用が変わる

ソフトイーサ版では、macOSもPacketiX VPN・SSTP利用時に有料アプリが必要です。公式比較表にはL2TPの対応もあるため、すべての接続で同じ追加費用がかかると決めつけないようにします。

比較するときは、端末のOS名の横に「どの方式で使うか」を書き添えましょう。OSだけが同じでも、必要なアプリと手順が変わることが分かります。

マイIPのアプリとWireGuardは別に考える

通常版を選ぶ場合も、アプリ名に注意が必要です。公式のマイIPアプリはPPTP・L2TP・IKEv2用で、WireGuardには対応していません。

WireGuardで接続したいなら、その方式に対応した設定手順を使います。「マイIPアプリを入れたのにWireGuardの選択肢がない」というときは、サービスが未対応なのではなく、使っているアプリの役割を確認しましょう。

宛先だけをVPNへ通すルーティング機能

通常版のWireGuardには、VPNを通す宛先をCIDR形式で最大20件登録する機能があります。CIDRは、IPアドレスの範囲をまとめて示す書き方です。

この設定を使うと、登録した宛先のみVPN経由にし、その他を通常回線で通信する構成にできます。会社の管理画面など、固定IPが必要な接続先が決まっている人に検討の余地があります。

ただし、設定は接続先の正しいIP範囲に合わせる必要があります。WebサイトのURLをそのまま入れればよい仕組みではないため、必要な情報をシステム担当者へ確認してください。

「速い版」を名前だけで決めない

公式には、通常版にもWireGuardがあり、ソフトイーサ版には複数の別方式があります。名前だけで、一方がいつでも速い・必ず安定するとは判断できません。

使う回線、混雑状況、接続方式、端末で通信は変わります。比べるなら、同じ回線・端末・時間帯で、必要な作業が終わるかを見ると、自分の用途に沿った判断ができます。

【独自試算】固定IPを1・2・3・5個持つと年間予算はいくら?

必要な別々の固定IP数が増えたときの費用を計算しました。ここでは、ソフトイーサ版の「1,320円×IP数」と、通常版をIPごとに独立契約する予算モデルを並べます。

条件は、無料期間を除いた有料12ヶ月、税込、月額変更なしです。回線料金と有料アプリは含めません。通常版の複数契約は各IPに1契約とする仮定で、複数契約の申込条件や運用可否は別に確認が必要です。

必要な別IP数通常版の独立契約モデル:月額同:年額ソフトイーサ版:月額同:年額年間差額
1個1,100円13,200円1,320円15,840円2,640円
2個2,200円26,400円2,640円31,680円5,280円
3個3,300円39,600円3,960円47,520円7,920円
5個5,500円66,000円6,600円79,200円13,200円

計算式は、通常版が1,100円×IP数×12、ソフトイーサ版が1,320円×IP数×12です。3IPの場合は39,600円と47,520円で、年間差は7,920円になります。

固定IPが1、2、3、5個のとき、通常版の独立契約モデルの年額は13200、26400、39600、66000円、ソフトイーサ版は15840、31680、47520、79200円。機能や運用条件は同じではない
別々の固定IPが必要なときの年間予算

この試算で分かるのは、IP数を増やすほど月220円の差が積み重なることです。ただし、通常版の複数契約がソフトイーサ版と同じ方式や運用になるわけではありません。一括管理や同じ接続方法まで同等と考えないでください。

必要な方式がソフトイーサ版にあるなら、金額差だけで通常版へ置き換えられません。逆に、別IPが本当に必要なのかを整理せず5個契約すると、月額も大きくなります。まず用途をIPごとに書き出すことが、予算を決める近道です。

無料期間の日数と1IPを長く使った場合の総額は、マイIPの料金記事で確認できます。

複数IPと複数端末の同時接続は違う

「IPを増やせる」から「全員が同じIPを同時に使える」とは限りません。ここを混同すると、必要のないIPを追加したり、想定した使い方ができなかったりします。

公式の同時接続FAQは、マイIPとソフトイーサ版を対象に、複数端末の同時接続はできず、最初の接続が優先されると説明しています。時間をずらして利用する方法と、グループ専用VPNが案内されています。

1人がPCとスマホを交互に使う

1人が別の端末へ切り替えるなら、先の端末を切断してから次を接続する運用が候補です。通常版なら、IP数を増やさずに端末を切り替える使い方を検討できます。

ただし、会社や取引先がどの端末を許可しているかは確認が必要です。IPが一致することだけで、業務端末としての許可まで得られるわけではありません。

2人が同じ固定IPを同時に使う

この場合は、同じIPを複数端末で使える構成が必要です。公式FAQではグループ専用VPNを案内しています。通常版の認証情報を共有して同時接続すれば解決、とは考えないようにしましょう。

人数、使うOS、同じIPである必要があるかをまとめて、提供元へ確認してください。料金表にあるIPの個数だけでは、チーム全体の構成は決まりません。

接続先ごとに別IPが必要

たとえば、用途を分けるために別々のIPを求められるなら、ソフトイーサ版の複数IPや独立契約などを検討する理由になります。これは「1個のIPをみんなで共有する」用途とは別です。

その場合も、どのIPをどの接続情報・端末で使うのかを確認します。申込数だけを決めるより、接続先ごとの条件を表にすると、提供元との相談がしやすくなります。

マイIPとソフトイーサ版の選び方を順番に整理

迷う場合は、安さや名前より、次の順番で条件を絞りましょう。条件に合わない版を先に外せるため、比較が楽になります。

確認する順番質問判断の方向
1必要なのは日本の固定IPか違う目的なら別サービスも検討
2同じIPで複数端末の同時利用が必要か必要ならグループ向け構成を確認
3使うOSは何かAndroidなど対応差を先に確認
4回線で通せる接続方式はどれか方式に対応する版を選ぶ
5別々の固定IPは何個必要か1個か複数かで予算を計算
6アプリ購入や導入の許可はあるか特にmacOS・iOSの条件を確認

たとえば、AndroidとWindowsを1台ずつ切り替え、IPは1個でよいなら、通常版の対応方式を試す流れが自然です。ソフトイーサ版を名前だけで選ぶ必要はありません。

Windowsで特定の接続方式が必要な場合や、別々のIPを複数持ちたい場合は、ソフトイーサ版の条件を確認します。すべてのケースに同じ正解を当てはめず、必要条件から選びましょう。

契約前に手元へそろえておきたい情報

試す前に、端末・回線・接続先の情報を整理すると、接続がうまくいかない場合にも対応しやすくなります。秘密情報そのものを共有する必要はありません。

  • 端末のOSとバージョン
  • 自宅Wi-Fi、テザリング、出先の回線など、使う環境
  • 接続先が求めるIPの条件と、登録を依頼する担当者
  • 使いたい接続方式と、アプリを導入できるか
  • 同時接続の必要人数・端末数
  • 無料終了日と継続予算

会社管理の端末では、自分でVPNを追加できない場合もあります。接続情報が発行されてから困らないよう、事前に担当者へ確認してください。

また、公式の案内は回線やOSの条件で利用できない場合があるとしています。無料期間中に、実際に必要な接続先まで通ることを確かめるのが大切です。

マイIPとソフトイーサ版の比較でよくある質問

ソフトイーサ版のほうが必ず速い?

そのようには判断できません。通常版にもWireGuardがあり、速度や安定性は回線・方式・端末・混雑などで変わります。自分が使う環境で、必要な作業ができるか確かめてください。

ソフトイーサ版はスマホ不可と書いてあるけれど?

紹介LPにはその表記がありますが、最新サービス詳細と公式FAQにはiOS向けの手順があり、有料アプリなどの条件が案内されています。Androidは公式比較表で対応の記載がないため、スマホ全体を同じ扱いにしないようにしましょう。

通常版の契約1つで固定IPを2個もらえる?

通常版は固定IP1個です。別IPが複数必要なら、ソフトイーサ版や複数契約を含む構成について、接続方式と申込条件を確認してください。

2台の端末を持っているだけで契約を増やす必要がある?

交互に使い、必要なIPが1個でよいなら、端末を切り替える運用が候補です。同時接続が必要かどうかを先に決めましょう。使い方の判断材料は、マイIPの評判・注意点の記事でも整理しています。

有料アプリの料金も月額1,320円に入っている?

含めて考えないでください。macOS・iOSで対象方式を使う場合は、App Storeでの有料アプリ購入が必要と案内されています。ストアの購入価格とサービス月額は別に確認します。

まとめ:マイIPはOS・方式・IP数から選ぼう

通常版は固定IP1個を月1,100円で使い、WireGuardを含む方式に対応します。ソフトイーサ版は1IPあたり月1,320円で、別の接続方式と複数IPに対応します。

1人で使うのか、複数人で同じIPを同時に使うのかを最初に分け、その後にOSと方式、必要IP数を確認しましょう。iOSの有料アプリなど、月額だけでは見えない条件も押さえると、自分に合う構成を選びやすくなります。

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