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おちゃのこネットの料金を、基本料・決済・独自ドメイン・オプションに分けて解説。ベーシックを6ヶ月・1年・2年使う支出総額を月契約と年契約で計算し、年払いの前払い負担や、無料試用で確認したいことまでまとめます。
この記事で紹介するサービス
おちゃのこネット
おちゃのこネットは、商品登録から会員管理まで扱えるネットショップ作成サービスです。月額無料のプランと、有料で独自ドメインやレビュー機能を使えるプランがあり、お店の規模と必要な機能に合わせて選べます。
おちゃのこネットの料金を見ると、月額無料や月換算3,960円という数字が目に入ります。ただ、独自ドメインでお店を作る場合は設定費と年間費が加わり、注文が入れば決済の費用も発生します。
ベーシックで提供元から.comを取得する例では、12ヶ月契約の基本料とドメイン関連費用だけで、最初の1年の支出は59,400円税込です。「月換算額」と「先に支払う金額」を分けて予算を組むと、見落としを減らせます。
この記事では、2026年10月22日に確認した公式料金から、6ヶ月・1年・2年の支出を試算します。短期でも年払いが得なのか、無料プランなら何に費用がかかるのかも整理しました。
おちゃのこネットの料金は4つに分けて考えよう
費用は、大きく「基本料」「ドメイン」「決済」「追加オプション」に分かれます。商品を仕入れるお金や発送の実費は、これらとは別にお店側で用意します。
| 費用の種類 | 主な内容 | 予算を見るタイミング |
|---|---|---|
| 基本料 | プランの利用料金 | 月契約か12ヶ月契約かを決めるとき |
| ドメイン関連 | 独自ドメイン設定・取得・更新 | お店のURLを決めるとき |
| 決済関連 | 決済手数料、代行会社ごとの費用 | 支払い方法を選ぶとき |
| オプション | 商品上限、配信通数、帳票など | 必要な機能を決めるとき |
「初期費用0円」はプランの初期費用の表示です。独自ドメインを設定するときの費用まで0円になるわけではありません。同じように「販売手数料0円」と「決済手数料0円」も別です。
まずお店の条件を決めてから、この4項目を足していくと、広告の月額表示と実際の予算をつなげられます。
3つの通常プランの基本料金
公式の通常プラン料金では、スタートアップ、ベーシック、アドバンスドの3つが案内されています。以下は2026年10月22日確認の料金です。
| プラン | 1ヶ月契約 | 12ヶ月契約の月換算 | 12ヶ月分の基本料 | 商品数の標準上限 |
|---|---|---|---|---|
| スタートアップ | 0円 | 0円 | 0円 | 100点 |
| ベーシック | 4,400円 | 3,960円 | 47,520円 | 5,000点 |
| アドバンスド | 13,860円 | 13,200円 | 158,400円 | 50,000点 |
金額は税込です。12ヶ月分は公式月換算額に12を掛けた計算で、独自ドメイン、決済、追加機能は含めていません。有料プランは1ヶ月と12ヶ月から選べ、1ヶ月契約の支払いはクレジットカード自動更新のみです。
ベーシックを月払いで1年使うと52,800円
4,400円×12ヶ月=52,800円です。12ヶ月契約の47,520円と比べると、1年間の基本料の差は5,280円になります。
続けることが決まっているなら12ヶ月契約のほうが基本料は低くなります。ただし、途中でやめる可能性がある場合は、残りの期間に相当する金額が戻るかどうかも関係します。
公式の利用の流れでは、決済・入金後に退会しても返金しないと案内されています。年払いの割引額だけでなく、前払いする期間を使い切れるかも考えましょう。
アドバンスドは基本料と標準機能をセットで見る
アドバンスドを1ヶ月契約で12ヶ月使うと、13,860円×12=166,320円です。12ヶ月契約の158,400円との差は7,920円になります。
ただし、ベーシックとの価格差だけで上位プランが割高とは言えません。商品数・配信通数の上限が大きく、ベーシックでは有料の帳票、カート離脱フォロー、FTPが標準に含まれるためです。
必要な機能が少ないお店ならベーシック、複数の追加が必要なお店ならアドバンスドも含めて検討します。機能の料金をひとつずつ足すのがポイントです。
独自ドメインにかかる設定費と年間費
ベーシックは共用ドメインと独自ドメイン、アドバンスドは独自ドメインに対応しています。スタートアップは共用ドメインのみです。
独自ドメインを使うときは、プランの基本料とは別に設定費がかかります。おちゃのこネットでドメインを取得する場合には、年間費用も加わります。
| 項目 | 料金・条件 |
|---|---|
| 独自ドメイン設定費 | 7,920円税込 |
| .com・.net・.info・.biz | 年3,960円税込 |
| .jp | 年6,600円税込 |
| .shop | 年7,920円税込 |
| ドメインを変更するとき | 設定費が再度必要 |
| すでに持っているドメイン | 自分で管理を継続。おちゃのこネットへの移管は不可 |
たとえば.comなら、初回は7,920円+3,960円=11,880円を基本料とは別に見込みます。2年目にドメインを変えない場合、今回の試算では年3,960円の更新費だけを加えます。
すでに持っているドメインなら年間費は管理先で変わる
自分で取得済みのドメインを使う場合、おちゃのこネットの.com料金3,960円を一律に当てはめることはできません。更新費は、引き続き管理する事業者の条件を使います。
公式には、設定後に指定のネームサーバーへ切り替える流れが案内されています。現在のドメインでWebサイトやメールを使っているなら、移行できるか、残したいサービスと両立するかを先に確認します。
料金表には、ネームサーバー変更後はWeb・メールとも提供元のサーバーで利用し、CNAME・A・MXの設定はできないとの説明があります。既存サービスを残す前提の人は、金額を払う前に希望する構成を問い合わせましょう。
年間費の更新日はショップ契約と同じとは限らない
公式料金ページでは、独自ドメインの更新時期はおちゃのこアカウントと異なると案内されています。ショップの契約を更新したから、ドメインの更新も済んだとは限りません。
支払いの管理では、ショップ基本料とドメイン更新を別の予定として残すと見落としを防ぎやすくなります。取得時のメールや管理先も一緒に保管しておきましょう。
【独自試算】おちゃのこネットを6ヶ月・1年・2年使う支出総額
ここからは、ベーシックを共用ドメインで使う場合と、提供元で.comを取得する場合を計算します。長く続けるときの差に加え、6ヶ月で終了する場合の前払い負担も比べます。
試算条件は次のとおりです。プランを途中変更しない単純なモデルとして、月契約か12ヶ月契約かの違いを見ています。
- 2026年10月22日の通常料金・税込で、期間中に料金が変わらないと仮定
- 有料契約の開始日から数え、無料試用期間は利用月数に含めない
- 12ヶ月契約は1年分を支出したものとして扱い、6ヶ月で終了しても残りを返金しない
- .comは提供元で取得し、初回設定は1回。2年目も同額で更新
- 決済、オプション、振込に伴う費用、仕入れ、梱包、送料、広告費は含めない
共用ドメインなら、1年の基本料は47,520円から
まずは、ドメイン関連費用を加えないベーシックの基本料だけです。年契約の6ヶ月欄も、6ヶ月分の按分額ではなく支払い済みの1年分を載せています。
| 利用期間 | 1ヶ月契約を継続 | 12ヶ月契約を継続 |
|---|---|---|
| 6ヶ月 | 26,400円 | 47,520円 |
| 12ヶ月 | 52,800円 | 47,520円 |
| 24ヶ月 | 105,600円 | 95,040円 |
6ヶ月なら月契約の支出が21,120円少なく、12ヶ月なら年契約が5,280円少なくなります。2年継続すると、基本料だけで年契約が10,560円低い計算です。
「月換算3,960円だから6ヶ月なら23,760円で終わる」とはならない点が、予算を考えるうえで重要です。契約する期間に対して支払いが発生します。
.comを取得するなら、最初の1年は59,400円から
上の基本料に、設定費7,920円と.com年3,960円を加えます。24ヶ月では.comを2年分計上し、設定費は初回だけにしています。
| 利用期間 | 月契約+.com | 年契約+.com | 計算のポイント |
|---|---|---|---|
| 6ヶ月 | 38,280円 | 59,400円 | ドメイン年費は6ヶ月分へ割らない |
| 12ヶ月 | 64,680円 | 59,400円 | 年契約は基本料が5,280円低い |
| 24ヶ月 | 121,440円 | 110,880円 | 設定は1回、ドメイン年費は2回 |
年契約の初年度は、47,520円+7,920円+3,960円=59,400円です。24ヶ月は95,040円+7,920円+7,920円=110,880円になります。
以下の図は、期間ごとの支出を比べたものです。年契約は長く使うと差が出る一方、半年終了でも先に払った1年分の負担が残ることが見て取れます。

年契約の基本料が月契約の累計を下回るのは11ヶ月目
ベーシックを10ヶ月だけ使うなら、月契約の基本料は44,000円です。年契約の47,520円より3,520円少なくなります。
11ヶ月なら月契約は48,400円となり、年契約の47,520円を880円上回ります。したがって、この料金のまま基本料だけを比べると、11ヶ月以上使う見通しがひとつの判断材料になります。
ただし、11ヶ月使う見通しと、最初に1年分を支払えるかは別です。資金を手元に残したい時期なら、5,280円の年間差を払って月契約を選ぶ考え方もあります。
スタートアップの料金:月額0円でも決済費用は必要
スタートアップは月額基本料、プラン初期費用、販売手数料が無料です。決済はおちゃのこスタートアップ決済への申し込みが必要で、決済手数料は6.6%税別です。
消費税10%を加えた換算では、6.6%×1.10=7.26%になります。販売手数料の表示だけを見て、売上がそのまま全額振り込まれると考えないようにしましょう。BASEとの無料プラン比較では、客単価ごとの手数料も試算しています。
共用ドメインなので、上の.com取得例の費用を同じように足す必要はありません。その代わり、商品数100点、レビューや一括登録などの機能制限とお店との相性を確認します。
有料プランの「3.5%から」は、全員一律の条件ではない
有料プランでは、決済代行会社や決済方法を選ぶ形になります。公式の決済代行会社別一覧には、初期費用、月額利用料、手数料、その他費用、入金サイクルが掲載されています。
見るべきなのは率だけではありません。月額の最低手数料やサービス料、1件ごとの処理料があると、売上が少ない月ほど実質負担が変わります。
クレジットカード以外を増やす場合も、同じ会社ならすべて同条件とは限りません。利用者が使う支払い方法と、それぞれの契約条件を照らし合わせます。
店舗の基本料を払う方法と、お客さんの決済方法は別
混同しやすいのが、ショップ運営者からおちゃのこネットへ基本料を払う方法と、商品を買うお客さんの決済方法です。基本料の支払いをカードにしても、お店のカード決済の導入がそれだけで完了するわけではありません。
料金を確認するときは、「誰が、誰に、何の代金を払う話か」を分けると整理できます。自分が負担する基本料の更新と、売上の入金予定も別に管理しましょう。
追加オプションは必要なものだけ足そう
ベーシックでは、商品数や配信通数の上限を増やせます。また、帳票やカート離脱フォローなども有料の追加項目です。
| オプション | 公式月額・税込 | 主な用途 |
|---|---|---|
| おちゃのこオフィス | 660円 | 帳票印刷・送り状ソフト向けCSVなど |
| カート離脱フォロー | 1,320円 | カート離脱へのフォロー |
| FTP | 1,320円 | ファイルのアップロード |
| 商品上限を10,000点へ | 1,320円 | ベーシックの登録上限追加 |
| 商品上限を30,000点へ | 6,600円 | ベーシックの登録上限追加 |
| 配信上限を月20万通へ | 1,320円 | ベーシックのメール配信追加 |
| 配信上限を月50万通へ | 5,280円 | ベーシックのメール配信追加 |
商品追加は上限の枠を選ぶものです。「商品10,000点を追加して合計15,000点」と読み違えないようにしてください。必要な登録総数が収まる枠を選びます。
アドバンスドには標準で含まれる項目もあります。複数のオプションを使う予定なら、ベーシックに足した合計とアドバンスドを並べて比較しましょう。
外部サービスや制作の費用まで基本料に含まれるとは考えない
お店の準備では、画像作成や商品説明の作成など、料金表の基本料とは別の作業も発生します。自分で行うか外部へ頼むかによって予算が変わるため、今回の料金試算に一律の金額は入れていません。
見積もりを取るなら、初回制作と毎月の運用を分けて聞くと比較しやすいです。どの作業を自分でできるようにしておくかも、サービス選びと一緒に決めておきましょう。
おちゃのこネットを契約する前の予算チェック
料金プランを決める前に、実際に必要な条件を一度書き出してみてください。月額だけを見て契約するより、使わない機能への支払いや、必要な費用の見落としを減らせます。
- 商品数の現状と、契約期間中の追加予定を確認する
- レビュー、定期購入、一括登録など必要機能を決める
- 共用か独自か、使うドメインとメールの構成を決める
- 決済代行会社の見積もりに、月額や処理料がないか確認する
- 基本料、ドメイン、オプション、決済を分けた予算表にする
- 試用後も11〜12ヶ月以上続ける見通しがあるか考える
見通しがまだ立たないなら、無料試用で作業を確認してから契約期間を選びます。長く使う予定で、操作と機能に問題がなければ、12ヶ月契約の基本料の差を生かせます。
おちゃのこネットの料金に関するよくある質問
初期費用無料なのに、独自ドメインの設定費が必要なのはなぜ?
プランの初期費用と、独自ドメインの設定費は別項目だからです。独自ドメインを使う場合は、公式の設定費7,920円税込と、ドメインの取得・更新費を含めて考えます。
年契約を半年でやめたら、6ヶ月分だけ払えばよい?
公式の利用案内では、入金後の退会は返金しないとされています。今回の支出試算でも、12ヶ月契約を半年で終了するときは1年分を全額計上しています。
有料契約と無料試用は同じ期間?
ベーシックなどの公式案内には、登録日から30日間の無料試用が示されています。今回の6・12・24ヶ月の試算は、その無料期間を含めず、有料契約開始後の期間として計算しています。
すでに取得した.comも、年3,960円で更新する?
今回の3,960円は、おちゃのこネットで取得する場合の公式料金です。すでに持っているドメインは引き続き自分で管理するため、現在の管理先の更新料金を確認してください。
月額が低ければ、そのプランが最も安い?
必ずしもそうではありません。決済手数料、必要なオプション、独自ドメインなどを足した費用で比べます。特に無料プランと有料プランは、決済の条件や使える機能も変わります。
まとめ:おちゃのこネットの料金は、支出と契約期間をそろえて比べよう
ベーシックの12ヶ月契約は、基本料が47,520円税込です。提供元で.comを取得して独自ドメインを設定する例では、最初の1年は59,400円となり、さらに決済や必要なオプションが加わります。
長く使うなら年契約の基本料は低くなりますが、短期終了でも前払いした額は残ります。無料試用で運営に必要な操作を確認し、継続する見通しと手元の予算の両方から契約期間を決めましょう。
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