さくらのVPSのストレージ変更オプションは得?100GBで比較

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さくらのVPSのアイキャッチ

さくらのVPSのストレージ変更オプションを、料金・容量・申し込み条件から解説。同じ100GBでも、1Gに容量を追加する場合と2G標準では、メモリとCPUが異なります。6ヶ月・1年・2年の総額差を試算し、現在の大阪での追加必須条件や既存契約の変更停止にも触れます。

この記事で紹介するサービス

さくらのVPS

さくらのVPSは、OSやアプリを自分で管理できる国産の仮想専用サーバーです。Linuxプランの料金、無料お試しの条件、容量の選び方を整理。申し込み前に、リージョンごとの受付状況も確認しましょう。

さくらのVPSで「保存容量は100GB欲しいけれど、メモリは1Gで足りそう」と考えているなら、ストレージ変更オプションが比較候補になります。月額を変えず、一度だけの変更手数料で容量を増やす仕組みです。

石狩のLinux新規契約で計算すると、1Gに容量を追加した100GB構成は、2G標準の100GB構成より1年の支出が9,196円少なくなります。ただし、メモリもCPUも同じではないので、容量だけで安いほうに決めるのは早いです。

この記事では、追加料金の一覧と、100GB構成の期間別費用を整理しました。2026年10月30日時点の大阪の受付条件や、既存契約の変更に関する制限も合わせて確認してください。

さくらのVPSのストレージ変更オプションとは?

公式のストレージ変更オプション案内では、CPUやメモリを変えずに、利用するVPSのストレージ容量を増やせると説明しています。

変更手数料を一度支払い、その後の月額料金は元のプランのままです。データを保存する場所だけ足りないときに、上位のメモリプランを選ぶ以外の選択肢になります。

比較する点ストレージ変更オプション上位のメモリプラン
メモリ元のプランのまま選ぶプランに応じて増える
仮想CPU元のプランのまま選ぶプランに応じて変わる
ディスク容量オプションの容量へ増加上位プランの標準容量
月額料金元のプランのまま上位プランの月額料金
追加費用一度だけの変更手数料契約条件に応じた上位プラン料金

容量を増やしても、アプリが使えるメモリは増えません。処理中にメモリ不足になる問題を解決したいなら、保存容量の追加だけでは目的を満たせないので、必要な資源を先に切り分けましょう。

「月額がそのまま」と「無料」は違う

月々の費用は増えませんが、最初に変更手数料が必要です。たとえば1Gなら1,100円、2Gなら2,200円です。

公式では、変更費用を初回請求時に一度だけ支払うと案内しています。サーバー自体の初期費用が無料でも、追加付き構成の初回支出まで0円になるわけではありません。

ストレージを増やせば速度も上がる?

公式は、オプションを選ぶとストレージ構成が変わるため、選ばない場合と比べて性能差が出る場合があると案内しています。

容量が倍になることを、そのまま処理速度も倍になると読み替えないでください。ファイルを多く保存したいのか、読み書きの待ち時間を減らしたいのかによって、確認する点は変わります。

ストレージ変更オプションの容量と料金一覧

2026年10月30日に確認した、Linuxプランの容量と税込変更手数料です。料金表にあるリージョンは石狩・大阪・東京ですが、実際の新規受付状況は後述の告知を確認してください。

プラン元のSSD容量変更後のSSD容量一度だけの変更手数料
512MB25GB50GB550円
1G50GB100GB1,100円
2G100GB200GB2,200円
4G200GB400GB4,400円
8G400GB800GB8,800円

必要な容量に近い構成を選ぶときは、OS、アプリ、保存データを合わせて見積もります。表にあるSSD容量すべてを、ユーザーの画像やファイルだけで使えるとは考えないようにしましょう。

上の表は、公式に掲載された構成を比較したものです。任意の容量を自由に刻んで追加できる料金表ではありません。たとえば1Gのオプションは50GBから100GBへの変更なので、80GBを指定する前提では予算を組まないでください。

【独自試算】100GBなら1G+追加と2G標準でいくら違う?

ここでは、石狩のLinuxを新規に契約し、100GBのSSDを用意する2通りを比べます。両方とも月払いにそろえ、税込の基本料金と変更手数料だけを計算しました。

構成メモリ仮想CPUSSD容量月額変更手数料
A:1G+容量追加1GB2コア100GB880円1,100円
B:2G標準2GB3コア100GB1,738円なし

同じなのは保存容量です。Bはメモリが多く、仮想CPUも異なります。Aを「同じ性能で安い」とする比較ではありません。

料金は公式の料金・仕様とオプション案内の2026年10月30日の表示を使います。振込などの手数料、保守・バックアップの費用は含めず、途中の料金改定やプラン変更もない前提です。

計算式は、Aが「1,100円+880円×利用月数」、Bが「1,738円×利用月数」です。実際の請求には初回の前払いや次回の日割り精算があるため、表は月額を積み上げた予算比較として見てください。

利用期間A:1G+容量追加B:2G標準Aの支出が少ない額
3ヶ月3,740円5,214円1,474円
6ヶ月6,380円10,428円4,048円
12ヶ月11,660円20,856円9,196円
24ヶ月22,220円41,712円19,492円

容量以外の条件が合うなら、毎月の差が継続期間に応じて積み上がります。半年・1年・2年の支出を図にすると、次のようになります。

100GB構成の1G追加付きは6ヶ月6380円、12ヶ月11660円、24ヶ月22220円。2G標準は10428円、20856円、41712円だがメモリとCPUが多い。
必要なメモリを満たすなら、容量だけの追加で支出を抑えられる

1Gで必要なアプリが動く人にとっては、容量だけを増やす構成が費用を抑える候補になります。一方、2Gのメモリや3コアが必要なら、この差は不要な出費ではなく、必要な処理資源のための費用です。

追加手数料は何ヶ月で月額差を下回る?

月額の差は1,738円−880円=858円です。追加手数料1,100円を858円で割ると、約1.28ヶ月になります。月額を整数月で積算するなら、2ヶ月目からAの支出がBを下回る計算です。

ただし、さくらのVPSの最低利用期間は3ヶ月です。「2ヶ月だけ使って終える契約」を提案するものではありません。最低期間の3ヶ月で見ると、Aは3,740円、Bは5,214円で1,474円の差になります。

年払い同士に変えると結果も変わる

この表は月払い同士の比較です。片方を12ヶ月一括に変えた金額を同じ表に混ぜると、容量の効果と支払方法の割引が混ざってしまいます。

年払いも検討する人は、まず必要な構成を選び、その後で同じ構成の月払い・一括を比べると整理しやすくなります。支払方法の境界や初回請求は、さくらのVPSの料金記事で詳しく説明しています。

容量追加が向いている人・上位プランを見たい人

保存容量が足りないだけなのか、アプリを動かす資源も足りないのかで、選び方が変わります。費用表を見る前に、必要なメモリと保存量を書き出してみてください。

自分の状況構成を選ぶ考え方
メモリ1Gで足り、50GBより多く保存したい1G+容量追加を候補にする
メモリ2Gが必要で、100GBで足りる2G標準を候補にする
メモリ2Gが必要で、100GBでは足りない2G+容量追加の見積もりを確認
必要なメモリがまだ分からない利用するアプリの要件と試用で確認
運用管理を自分で続けるのが難しい管理方法を先に決め、VPS以外も含めて検討

「大量の画像を置くが処理は軽い」といった使い方では、容量とメモリを別々に考える意味があります。ただし、実際に1Gで動くかは、アプリや同時利用の状況によって違います。

逆に、データの保存量が少なくても、複数のアプリを動かすなどしてメモリが必要なら、容量の安さだけで下位プランにしないほうがよいでしょう。足りない資源を増やすことが目的なので、SSDが同容量でも代替にはなりません。

100GBぎりぎりではなく、増え方も考える

保存量は、導入直後だけでなく、その後の増加も見積もっておきたい項目です。ログ、画像、アプリが作る一時ファイルなど、使い続けると増えるものを分けて整理しましょう。

このとき、必要量の数字を決め打ちするより、「現在の使用量」「増えるデータ」「定期的に消すデータ」を書き出すと、将来不足しやすい原因が見えます。上位変更が止まっている現在は、後から増やせることを前提にしすぎない構成選びが大切です。

2026年10月30日の注意:大阪では追加付きに限り新規再開

公式の対応状況のお知らせは、10月30日13時40分の追記で、大阪リージョンのLinux VPSは大容量ストレージオプションが選択された状態でのみ申し込めると案内しています。

そのため大阪では、容量を追加するかどうかを自由に比較する前に、受付条件として追加付きになることを確認します。標準容量の価格だけを見て申し込みを進めると、初回の見積もりで変更手数料が増えることになります。

検討している手続き確認しておきたい現況
石狩での新規Linux契約10月23日に新規受付再開
大阪での新規Linux契約10月30日に大容量ストレージ追加付きのみ再開
東京での新規契約受付停止の案内あり
既存契約のスケールアップ受付停止の案内あり

公式料金表に構成が掲載されていることと、現在その構成を新規に契約できることは別です。この記事の100GB比較は石狩での新規選択の比較なので、大阪の標準2Gを今すぐ申し込める案内ではありません。

告知本文には、追記前の停止対象一覧も残っています。日付の新しい追記と申込画面を合わせて確認してください。利用時点で受付状況が変わった場合は、最新の案内を優先しましょう。

既存サーバーの容量追加と、新規契約時の選択は分ける

通常の案内では、利用中のサーバーでストレージ変更オプションを希望する場合は、スケールアップから申し込む形です。ただし現在は、そのスケールアップの受付停止が案内されています。

すでに容量が足りなくなっている人は、料金表を見て「手数料を払えば今すぐ追加できる」と判断しないでください。管理画面と公式の再開告知を確認し、使えない場合はデータ整理や移行も含めて対応を考える必要があります。

v4の既存契約には追加の条件がある

公式のオプション案内では、v4のサーバーも申し込み可能としていますが、上位プランへのスケールアップと合わせての申し込みとなり、v5へ変わると説明しています。

新規契約時の「1Gに1,100円を足す」という単純な比較を、古い既存契約の変更にそのまま当てはめないでください。今のバージョン、移行先のプラン、受付状態を確認して、変更後の全体の見積もりを見る必要があります。

容量追加はバックアップの代わりにはならない

SSDが広くなっても、元データと同じサーバーにコピーしただけでは、サーバー側の問題に備える保存先として十分かを別に考える必要があります。

公式FAQでは、標準・オプションともにバックアップ機能はないと案内しています。重要なデータは別の場所に保存するなど、自分で復元できる方法を用意してください。

今回の試算には、別の保存先や復元作業の費用を含めていません。容量追加の金額が安くても、それでデータ保護まで任せられる契約になるわけではないので、保存と復元の手順も予算・作業に入れましょう。

お試しでは構成と操作の両方を確認する

クレジットカード払いで選べる2週間のお試しは、アプリに必要なメモリを確かめる判断材料になります。容量が増えた構成でも、自分の普段の操作が動くかを確認してください。

お試しには発信帯域などの制限があり、期限後は自動本登録になります。利用条件と確認計画は、さくらのVPSのお試しの記事で整理しています。

ストレージ変更オプションの申し込み前チェック

新規で契約する人は、希望リージョンと必要な構成を先にそろえます。容量の表と料金の表を別々に眺めるより、ひとつの見積もりとして確認するほうが間違いを減らせます。

  1. Linuxプランか確認する
  2. 希望リージョンの新規受付状況を読む
  3. アプリに必要なメモリとCPUを決める
  4. OSやアプリも含めた保存容量を見積もる
  5. 追加手数料と基本料金、支払方法を見積もりで確認する
  6. バックアップ先と、容量不足になった場合の対応を決める

公式では、さくらのVPS for Windows Serverではストレージ変更オプションを利用できないと案内しています。Windowsを使いたい人は、この記事の構成表ではなく、Windows向けの料金・仕様から選んでください。

ストレージ変更オプションに関するよくある質問

容量追加の料金は毎月かかる?

変更手数料は一度だけで、月額は元のプランのままです。たとえばLinuxの1Gは50GBから100GBへ変更でき、変更手数料は税込1,100円です。基本料金は別に必要になります。

1G+追加と2G標準は同じ性能?

同じなのは100GBの保存容量です。1G+追加はメモリ1GB・仮想2コア、2G標準はメモリ2GB・仮想3コアなので、処理に使える資源は異なります。容量だけの費用比較で判断しないようにしましょう。

今使っているサーバーもすぐ容量を増やせる?

通常の手続きはスケールアップからですが、2026年10月30日時点では受付停止の案内があります。既存契約のバージョンによる条件もあるため、料金だけでなく、現在の手続き可否を確認してください。

大阪でオプションを外して申し込める?

2026年10月30日13時40分の追記では、大阪のLinux VPSは大容量ストレージオプション付きに限って再開しています。申し込み時の最新の告知と構成選択を確認しましょう。

まとめ:容量とメモリを分けると選びやすい

ストレージ変更オプションは、CPUやメモリを変えずにSSD容量を増やす仕組みです。石狩で100GBを新規に用意する場合、1G+追加は2G標準より月払い1年の支出が9,196円少なくなりますが、メモリとCPUは少なくなります。

容量だけが必要なら追加付き構成、処理資源も必要なら上位プラン、と目的を分けて選びましょう。現在の大阪の追加必須条件と、既存契約のスケールアップ停止も確認したうえで、申し込み画面の見積もりを確かめてください。

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